2016-01-16

【想い出と宣言】ボロボロ泣くくせに切り替え早いから周りの人は振り回されるのね

Leoです。

2016年も相変わらず、ドタバタと騒がしく生きていくことになりそうですが、温かく見守ったり、手を差し伸べてくださったり、していただけること、楽しみにしています(他力本願


さて、私は今、飛行機の中でこの記事を書いています。
先日記事にしたように、北欧での生活は無事(?)終わってしまいました。


僕はさよならを言う際、人や環境にはそれほどさみしさを感じない人なのですが、その時、その場でしか味わえない雰囲気に、泣くほど固執してさみしさを感じてしまいます。生きていればまたきっと会えるだろうし、Facebookでつながっているから連絡も取れるし、とはわかってるのですが、この人たちと、この場で、こんな風に馬鹿笑いをすることはもうできないんだな、と思ってしまうからです。もはや今書きながらちょっと泣いてます。強がって表に出さないけど、涙もろいんです、実は。


大学に入ってから、こうやって「別れ」というもので涙を流したのは、覚えている限りでは三回目かと思います。


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一回目は、東工大で開催された短期留学プログラム5th ASCENTの、Farewell Partyです。

当時僕は学部一年生で、経験も英語力もほぼ全くないのに運営サイドで、しかもプロジェクトリーダーを司っていました。それだけでさえ手一杯なのに、わがままな僕は並行してその主催団体の代表も取り持っていました。もちろんメンバーは先輩ばっかり。はじめはミーティングさえうまく回せず、もはや先輩方の操り人形のよう。とてもつらかったです。今まで一度だけ、本気で辞めてやろうかと思ったこともありました。そうして一年かけて作り上げた5th ASCENTは、今となれば笑い話や懐かしい話ですが、いくつもの課題を残して終了しました。当時、僕から見れば、手放しで「大成功でした!!」とは言えない結果でした。

ただ、最初はどぎまぎして打ち解けてくれるか不安だった東南アジアからの参加者みんなが、Farewell Partyでごちゃまぜになって笑いあっているのを見たとき、つらかったけどやっと終わったという安堵と、もう終わってしまうんだ、このメンバー全員で、こうやって笑いあうことはもうないんだなぁ…と思い始めてから、目の前の無邪気な光景に涙をこらえるのに必死でした。最後には、代表としてバシッと決めなきゃいけない締めの挨拶で、あたり構わずボロ泣きしてしまったり。いい思い出です。誰かがビデオを撮っていたような気もしますが、若かったという言葉が全部打ち消してくれることでしょう。


2回目のそれも、似たようなものと言えばそうでした。今度は僕が二年生の夏に参加した短期留学プログラムAYSEAS 2014”です。

こちらは、参加者として。開催地はベトナムのハノイで、僕の生まれて初めての海外経験となりました。ここでも懲りずに先輩に囲まれながらリーダーを務め、小さな挫折を重ねながらも手を伸ばし続け、周りの優秀な人たちから何かを盗み取ってやろう、だとか、一番後輩だけど先輩たちをどうにか出し抜いてやろう、だとか、無駄にゴリゴリ闘志を燃やして、臨んでいました。

結局、最後まで出し抜くどころか、彼・彼女らの気づかぬところで勝手に、僕は諭され、どうして嫉妬によく似た負の感情が出てきたのか、そして実はそれにすこぶる嫌気が差していた自分と向き合うきっかけにもなりました。大切な友人たちにも出会え、別れの際には涙をこらえることができませんでした。とってもいい思い出です。


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さぁ、なんでこんな話をしたのでしょうか。別に、飛行機でビールを飲みすぎて、酔った勢いで独り暴露会をしているわけではありません。いや、「飲みすぎて」までは本当なのですが。

今乗っている飛行機の行き先が、こんな昔話をわざわざつづった理由です。僕は今から、インドネシアとベトナムを訪れます。

大学一年生のころに想い焦がれて切なく散ったインドネシア人がきっかけで、少しでもお近づきになってやろうと、現地の文化からイスラム入教の手続きまで、勉強するようになりました(イスラム教徒と結婚できるのはイスラム教徒のみなので、浄土真宗の僕は焦りました)。100以上の言語が混在し、数万の島々で成り立つ、爆発的な勢いを持った南国の親日新興国、インドネシア。僕にとって、この国は第二の祖国です(行ったことない)。

また、初めて海外に出た(しかも旅行じゃなくて、学びを目的として)時のワクワク、初々しい緊張感、驚きや発見、当時のいろんな障害への精神的負担、何もかもの振り返りをしなければ日本には帰れないと思い、ベトナムも訪れようと決めました。


ここに挙げたような背景を元に、ちょっと集中的にブログ更新の頻度を引き上げようとたくらんでおります。バンドンについて少し落ち着いたら、短期間だけ1日1記事に挑戦してみます。暇人かよ。はい、暇(を作るのがうまい)人です。嘘です。

僕の研究や、トビタテ!で出させていただいている留学テーマに深く結び付くアクションを深く考えた末、こういうところに落ち着きました。詳しくは、いろんな報告会や飲み会で、たっぷりお話したいので、是非にお誘いお待ちしております。

特に宣言なしにやり始めようかと思ってましたが、周りにどや!ってしとかないと、自分に甘えそうなので、宣言をここに。


例によって、この超短期連載も「自分のためのメモ」という意味合いが強くなると思います。もしネット環境と少しの興味と暇な時間があれば、ぜひ覗いてみてください。


という、昔語りとちっぽけな宣言でした。終わり。



Leo


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